ごあいさつ
弊社ホームページをご覧いただきありがとうございます。
長らく看護管理者として臨床に従事し、多くの医療者から働き方の相談を受けてきました。医療者は目の前の患者さんに少しでも良くなってほしい、苦痛が軽減して欲しいと業務内外を問わず多くの時間を自己研鑽に努めます。しかし、日本の医療保険制度においてそれらの知識・努力が診療報酬に反映することはほとんどなく、むしろ医療機関においては就労年数が増えると組織人としての役割が増え、直接的に患者さんのために使うべき時間が少なくなってしまうという本末転倒な状況があるように感じます。
また、医療職は女性が多く結婚・出産によるライフイベントにより今まで築いたキャリアが維持できない、夜勤が労働要件であるため常勤として働き続けることができない。働き手が少ないと言われ続けている中、働く事への矛盾によりフェードアウトしていく仲間たちを見てきて歯がゆい思いを経験してきました。
では訪問看護なら医療者として楽しく、利用者さんにだけ時間を費やせるかというとそうではありません。医療保険・介護保険での制度内で臨床と同じように時間に追われる、利用者さんからの評価を直球で受けるなど酷な面もあります。しかし、臨床に比べるとマルチタスクは少なく、限られた時間を利用者さんに向き合う事は可能です。今まで得た知識・スキルを全て発揮できる舞台として確実にやりがいはあります。
私どもは特に働きたいママたちを積極的に採用しております。もう少し柔軟な対応や周囲の協力があれば働ける、育児と両立しながら医療者として今まで得たスキルを発揮したいという方がおりましたら一度ご相談頂ければ幸いです。関わってくれたすべての利用者・職員に光が照らすような会社を運営していきたいという思いから照(てる)を社名としています。どうぞよろしくお願いします。


求職者へのメッセージ
初めまして、管理者の柴﨑と申します。現在に至るまで急性期や慢性期、在宅医療での看護に携わってきました。
病院勤務時は公私心身共に時間に追われ、家事育児、業務をこなす事で疲弊する日々が続いていました。そんな中、入院患者様から「いつ帰れますか?」「早く家に帰りたいです。」ご家族様からは「自宅に連れて帰りたかった」「こんなに管がついて可哀想」などの言葉をよく耳にしました。今思えば当時の自分にはその気持ちを受け止める余裕がなく、漠然と「何かしてあげたい」と思うだけで時が過ぎていきました。しかし、子供の成長を機に「何かしてあげたい」を実現させよう、と一大決心をし以前から興味のあった訪問看護の世界に飛び込みました。
私は、訪問看護という仕事が大好きです。個人を支える事の難しさや、本当に寄り添うという意味を考えさせられる事もあります。
在宅医療は、訪問看護だけでなく様々な職種との連携で成り立っています。病院勤務では全く気づけなかった関係機関との繋がりや連携からは、視野の拡大やそれぞれの役割に対する感謝、そして医療者としての自分の立場を振り返る事ができます。看護師として1人の人間として頼りになる存在、家族に1番近い存在でありたいと思っています。
利用者様の自分らしい暮らしを続けることができるよう私達と一緒に働きませんか?
お気軽にお問い合わせをお待ちしております。
1日のスケジュール
子育て中の訪問看護師の1日
8:00 保育園に子ども2人を預ける
資料やメモを確認してから作業を開始します。

9:00 出勤・スケジュール確認
スマホで訪問先をチェックして出発!
自宅から近い訪問先の場合は直行もOK。自家用車での移動には交通費が支給されます。
10:00 訪問(1件目)
この日はバイタル測定とシャワー介助。
ご本人の体調や生活の様子をしっかり確認しながら、安心してもらえるケアを心がけています。

12:00 昼休憩
スタッフ同士でお弁当を食べながら、子育ての話で盛り上がることも♪
ちょっとした気分転換になっています。
13:00 午後の訪問準備
物品の確認・整理をして、午後の訪問に備えます。
14:00〜16:00 訪問(3件)
1件ずつ丁寧にケア。訪問終了後はそのまま直帰できるので、時間のロスも少なめ!
17:00すぎ 保育園お迎え
「ママ〜!」と待っていてくれる子どもたちの笑顔は、1日の疲れも吹き飛ばしてくれます✨

緊急時も安心
保育園からの急な呼び出しがあった場合も、管理者がすぐに訪問スケジュールを調整してくれるので安心です。
フルタイム作業療法士の1日
8:30 出社・書類確認
- その日の訪問スケジュールやルートの確認。
- 必要に応じてスタッフ間で情報共有。
- 必要物品の準備(血圧計・体温計・セラバンド・重錘など・・・)

9:00〜12:00 午前の訪問(1日2〜3件)
仕事内容:
- 各自社用車で訪問先へ向かいます。
- 訪問時間は40分〜1時間程度。ご利用者様の希望や単位数によって、訪問時間は異なります。
- リハビリの内容は、ご利用者様の疾患によって、各々の症状にあったリハビリを行います。PT・OTと在籍しているので、リハビリ内容を他職種と相談しながら、目標や介入内容を決めていきます。また、家屋の環境調整や必要な福祉用具などについても、相談しています。主に、リラクゼーション、筋力強化訓練、歩行練習、日常生活動作(ADL)の訓練、認知機能やコミュニケーションのサポートなどです。
- 訪問の合間に記録できる時は時間を有効活用します。訪問が終了すれば、事務所に戻って記録整理、午後の情報チェックを行います。

12:00〜12:45 お昼休憩
- 昼休憩時間は勤務時間によって異なります。
- 事務所に戻って休憩または移動先で車内で取る人もいます。
- お昼休憩はしっかりと休んで、午後の訪問の体力温存です!
13:00〜16:00 午後の訪問(1日3件)
- 午後の訪問も午前と変わらず、引き続きご利用者様の住居や施設へ訪問し、リハビリを行います。
- 必要に応じて、家族や介護者へのアドバイスなども行います。
介助方法の指導、介護負担軽減サポートなど
16:00〜16:30 記録・報告・終業
- 訪問先によっても事務所に戻ってくる時間は一様ではないです。
- 各訪問のリハビリ記録をカルテに入力。
- 必要に応じて、主治医やケアマネージャーへの報告書作成。
- 翌日のルートや必要物品、書類などを確認して退勤。
お疲れ様でした!残業はなく、定時に退勤することができています!
